バリの自然を満喫した買い付けの旅
インドネシア・バリ更紗の出来るまでをご紹介します。
*白い木綿生地に下絵を書きます。
  下絵は、更紗原図を写したり、原図を自由に直接更紗に書きます。
  その下絵作業は手書きによって行われます。

*下絵に蝋塗りをする。
  更紗の下描き作業が終わるとその下絵を蝋で書き上げ
  白く残すところを蝋付けします。
  色をつけたところも蝋付けをしておき、他の色が染み込まないように
  しておきます。

*一回目の染色をする色が多い時は上の作業を何度も繰り返します。

*全部の染色の蝋付けが終わったらナイフで蝋を削り取ります。

*絵を美しく見せるために周囲に点線を描きます。

*蝋付けが全部完了したら、仕上げのために熱い湯の中に
  繰り返しいれて、蝋を溶かします。

*インドネシア・バリの更紗の伝統的な色は黒、茶、黄色
これは生命の象徴の色とされています。
*ジャワ更紗の伝統的な色は青、茶、黄色で同じ意味合いを持っています。
インドネシアの伝統的色使い
のバティック
シルクで出来た高級感のある
バティック
作業工程
市場の楽しさを満喫し、人や車の波にクタクタになったタイの買い付けの旅
1月14日 日曜日
昼過ぎ自宅から車で成田へ。
風邪をひいてしまったのか車中何度もくしゃみを連発。
17時55分 NWでバンコクへ出発。
機内でだんだん風邪の症状が現れる。
こうゆう時はワインでも飲んで寝てしまうのが一番(ん・・赤はやはりまったりとした方が好き)
23時05分バンコク ドン・ムアン国際空港に到着。
混雑していたわりには、短時間で手続き終了。
外はそれほどむっとした感じはないが暑い。
空港から高速道路へ(広くて斜線が多い)40分ほど走りソル・ツインタワーホテルに到着。
ご存知の方も多いと思いますがこのホテル、高速道路のすぐ横に建っていて回りはやけに淋しい場所。
風邪気味なので明日に備え就寝
早朝ホテルから見た
高速道路
バンコク中心街の渋滞

信号が殆どないので
道路を渡るときも大変
道路はどこも渋滞
中国のお正月の仕度で路地や広場などに飾りやお供えが見られる この時期あちらこちらで見られる
風景
1月15日 月曜日
車の騒音と人のざわめきで目が覚める。
ホテルの周りは殺風景なのに高速道路があるためか騒音が多い。
早朝、窓から高速道路を眺めるとそれほど車は多くない、が・・・
・・・高速道路の高架下の駐車場のような広場に人が集まって来ている。
そういえばスピーカーで何かしきりに話す声が起きてからすっと耳に入っている。あれは一体何の集まり?
起きてしまったので、早目に朝食に降りる。
ここの朝食のバイキングはおかゆがおいしいと有名なので食べて見る。
う〜ん、ほんとおいし〜い。
食事から戻り気になる窓の外を見てみるとなっなんと広場は人でいっぱいそれでも続々と集まってくるスピーカーの声は止まる事を知らない。
いったいあれは何・・・?
9時そろそろ買い付けに出発。
ホテルを出て徒歩でワールドトレードセンターに向かう2.5km近い道のり、タクシーを使いたいが、新しいものを見つけるには歩くのが一番。
それにバンコクの渋滞は凄まじい。
風邪気味なのでタクシーにすればよかったと後悔する。
今日は下見だけをして夕方ホテルに戻る。
ホテルについてホット一息、だが外が騒がしい。
窓の外の広場ではいまだにスピーカーの声が延々と喋り続けている。
人々も帰る気配もない。
ロビーに出てホテルの中を見て回る。
夕食を済ませ、明日の予定を確認して就寝。
プラトゥーナム市場
衣類が多い
プラトゥーナム市場から
伸びている市場
プラトゥーナム市場
周辺の屋台
市場周辺のどの屋台も
女性が働いている
パンランプー市場周辺も
衣類のお店が多い
パンランプー市場
花屋さんが多い
1月16日 火曜日
一晩中広場のスピーカーの声は止まず、朝方になってそのおしゃべりは歌に変わった。
朝食をとりタクシーでプラトゥーナム市場へ向かう。
ここは殆どが衣料中心の市場、10時少し前に市場につくが殆どの店が開ける準備をしているところ。
市場の中はまるで迷路の様に四方八方に店が建ち並んでいる。
日本で言うならアメ横を数倍の規模にしたような感じ。
迷路のような市場の中を歩いている内に見る見る人が溢れてくる。
若者向けの洋服から様々な衣料が所狭しと並べられているが店員はどの店も中で食事をしている。
市場の中に食べ物を売りにくる人市場の周りの屋台で食べ物を売る人、胃腸が丈夫な人ならばここでは食べ物に困らない
市場を出て昨日行ったサイアムセンターあたりを見て歩き、買い付けも終わり途中でタクシーを拾ってホテルへ向かう。
今日も昨日の広場には人が大勢集まっていた。
パンティップ プラザ
2回の食堂から様々な
匂いが店内に立ち上る
パンティップ プラザ
コンピュータ プラザ
とも言われている
ワット プラケオと王宮
寺院はみな煌びやかな
建物ばかり
上部テラスの建造物
周りには芸術家の創造
から考え出された
神話の空想上の動物達
が散らばっている
まるで塔を支えているか
の様に塔の周りに
建っている
一体一体表情が違う
黄金のチェディの形の
聖骨箱
現在は過去の国王達の像
が祭られている王室の堂
チャクリー宮殿
チュラロンコン・ラマ
5世王に建てられた住居
1月17日 水曜日
昨夜は外も今までより静かでゆっくり休めた。
昨日で買い付けも殆ど終ったので、今日は王宮やチャイナタウンへ向かう。
その前にパンティップ・プラザ(別名コンピュータ・プラザ)に行ってみる。
秋葉原の様なパソコンショップ街と言ってもビルの中に一つ一つ小さな店が並んでいて、2階にはオープン食堂があり
ビルの中は咽る様な食べ物の匂い。でも怪しい雰囲気もありちょっと面白いプラザ。
タクシーパンランプー市場に向かう。ここも衣料品の店が多い。
市場を抜けそのまま歩いてワット・プラケオ迄歩く。
広大な敷地を持つワット・プラケオ、煌びやかな寺院や王宮を見て回る。
そのまま歩いてチャイナタウンへ向かう。
パフラット市場からサパーレック市場へ、やはり衣料品が多く花市場は数日後の中国のお正月に備え飾り物を作って売る屋台が目立った。
夕暮れ近くなり車の混雑も増してきた。メータータクシーの空車がみあたらない。
仕方なくメーター無しのタクシーに乗るがあまりの疲れに交渉を忘れてしまいホテルに着く。
やはり60バーツ程度のところを100バーツと言ってきたが80バーツと強引に納得させホテルに戻る。
私の風邪もいつのまにか治っていたが明日はもう3時起きで帰国。
1月18日 木曜日
朝3時起床。4時空港に着く。  6時05分 NWで帰国の途へ。  13時40分成田到着。
*5日間のタイの買い付けは体調不良に始まり、騒音と車の混雑と人並みに疲れ果てましたが無事終了しました。
ホテルは立地条件が悪く不便を感じましたが、部屋の広さ、設備、食事、
バスタブの流れが悪い事を抜けば快適でした。
バスを利用して観光をする人であれば不便さはないホテルだと思います。
因みに延々と続いた広場の集会は、まじかに迫った選挙関係のストライキだと言う事です。(これには参りました)